オーケストラ

東京シンフォニア


弦楽オーケストラ用曲目の不足


コンサートへ行く人は、ふつう100曲以上ものシンフォニーオーケストラ曲から好きな曲を選んで聴きに行くことができます。しかし、弦楽オーケストラ用の曲目は限られたものしかありません。

1981年に日本に住み始めてすぐに、ロバート ライカーはプロの室内管弦楽団の必要性を認識しました。室内管弦楽団は、音楽的にはじゅうぶん、暖かく豊かで柔軟な音が出せるうえに、実務面では、こすとパフォーマンスが高く、移動がしやすく、運搬も最小限、といった多くの利点があります。

新しいコンセプト


指揮者ライカーは、過去にジャパンシンフォニアを創立し、1989年に東京のサントリーホールでコネセールコンサートシリーズを開催しました。インドナショナルフィルハーモニーの設立を含め、他のプロジェクトが一段落したあと、2005年にコンセプトが再燃。少し後に東京エリアの選び抜かれた奏者により、19人の弦楽室内オーケストラ、東京シンフォニアとして復活しました。

ライカーは、演奏の水準を向上させ、次の世代に目を向け、新しい聴き手を育てることに励んでいます。

2006年にライカーは、才能溢れる若手の日本人音楽家をメンバーとする東京シンフォニアを設立しました。ライカー指揮のもと、東京シンフォニアは、銀座の王子ホール、名古屋の新しい宗次ホール、日本外国特派員協会、東京メソニックセンター、ロシア大使館大ホールなどで、聴く人の輪を広げてきています。

ライカー指揮による東京シンフォニアは、オリジナリティ溢れるコンサートを毎月予定しています。銀座の王子ホールでは、『Symphonies for Strings』、『Concertos for Strings』シリーズ。ライカーの編曲でコンサートプログラム用の曲目を増やしていきます。そして、有楽町の日本外国特派員協会、ディナーコンサートシリーズ。各国の作曲家による音楽と料理のコンビネーションが楽しめます。

音楽的空白を埋める


弦楽オーケストラは、エネルギッシュで、繊細かつゴージャスなサウンドをつくるアンサンブルです。おまけに、コストパフォーマンスが高く、移動も容易です。

弦楽オーケストラ用の曲で、プログラム用になる曲は不足しています。他方、偉大な作曲家は弦楽五重奏曲やほかの弦楽アンサンブル用の作品を残しています。

指揮者
/作曲家ロバートライカーは、この空白を埋めるために、室内楽用楽曲を弦楽オーケストラ用に編曲しました。エレガントな雰囲気、音響が体をやさしく包む王子ホールで、ロバートライカー指揮、東京シンフォニアは、『Symphonies for Strings』弦楽のための交響曲初演シリーズを開催します。

弦楽の素晴しさ


Symphonies for Strings 弦楽のための交響曲シリーズの次に並ぶのが、『Concertos for Strings』弦楽のための協奏曲シリーズです。初回は、東京シンフォニアの、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスパートの首席奏者を、それぞれソリストにフィーチャーした協奏曲を演奏しました。プログラムは、弦楽器のテクニックを披露し、各パートの首席奏者の実力にスポットライトを当てました。ほかにもこのシリーズでは、19人の弦とサクソフォンという珍しい組合せのプログラムも行っています。

近況


東京シンフォニアは最近、銀座の王子ホール、名古屋の新しい宗次ホール、日本外国特派員協会、東京メソニックセンター、ロシア大使館大ホールで演奏活動を行いました。

ロバートライカーの指揮する東京シンフォニアは、ユニークな音楽づくりにより、あたたかく、アットホームな雰囲気を持ちます。あたたかい音色、いきいきとした表現、客席とのフレンドリーな関係を特徴とし、イマジネーション溢れる選曲とプログラム構成で好評を得ています。